睡眠は、脳に学習した知識を定着させる休息です。受験においても、本番で実力を発揮するために重要な要素の一つです。野球界の世界的スーパースター大谷翔平も睡眠を大切にしているというニュースも目にしたことがあるのではないでしょうか。受験生の睡眠時間は、合否を左右する重要な要素です。「何時間眠ればいいのか」と悩む保護者も多いでしょう。この記事では、睡眠が記憶や脳の機能にどのような影響を与えるのか、医学的視点から詳しく解説します。

受験生の睡眠時間が、合否を左右する
受験生の睡眠時間は受験勉強にどれだけの影響があるのでしょうか。「四当五落」といった言葉もありますが、医学的には10代の青少年にとって、睡眠時間を削って勉強をすることは逆効果です。ここでは、睡眠が勉強に対して与える影響や、理想の睡眠時間などについて詳しく解説します。
(1)睡眠が勉強に与える影響
睡眠中、脳は日中の学習で得た情報を整理し、長期記憶として固定する作業を行っています。具体的には、「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」を交互に繰り返しています。ノンレム睡眠では、日中に学んだ情報を選別・整理し、レム睡眠でそれを長期記憶として固定します。つまり、記憶は寝ている間につくられるということです。 特にノンレム睡眠の間に行われるプロセスが不足すると、せっかく覚えた知識が定着せず、試験で思い出せないといった事態を招きます。また、睡眠不足は脳の司令塔である「前頭前野」の機能を低下させ、集中力、判断力が低下し、感情のコントロールを困難にします。 したがって、睡眠は学んだ内容を脳に定着させ、脳の働きを最適な状態に保つために欠かせない時間です。しっかりと睡眠をとることで、記憶の整理や集中力の維持が促され、結果として勉強の成果を最大限に引き出すことができます。
(2)3時間・5時間睡眠は短い
3時間や5時間といった短時間睡眠で学習を続けるのは、学習効率を下げる可能性があります。睡眠不足の状態では、脳が十分に機能せず、集中力や判断力、記憶の整理能力が著しく低下します。つまり、睡眠を削って勉強時間を増やしても、脳の処理能力が十分でないため、同じ30分の勉強でも理解度や定着度が下がってしまうのです。「ショートスリーパー(短時間睡眠者)」という言葉を耳にすることがありますが、ショートスリーパーは1日6時間未満の睡眠でも日中の眠気がなく、心身の機能が正常に保たれる体質の人を指します。この体質の人は非常に少ないと考えられています。そのため、「自分は短時間睡眠でも大丈夫」と思い込むのは危険です。「時間はかけたのに成果が出ない」という悪循環に陥るリスクが高いため、短時間睡眠は合理的とはいえません。 受験勉強で成果をあげるには、十分な睡眠をとり、脳が最適の状態で働く時間を確保しましょう。
しっかり睡眠をとったほうが、脳がしっかり働くため効率が良い
以上の観点から徹夜をして勉強時間を確保するは逆効果です。寝不足の状態で勉強をしても記憶力や処理能力が低く、時間をかけた割には覚えてなかったりということが起こり、効率的な勉強にはなりません。しっかり睡眠をとってから勉強するべし。自分もしっかり睡眠をとるため、ポケモンスリープのアプリを使っていたりします。ポケモンスリープだと8時間30分の睡眠でスリープポイント100もらえたりするので、8時間30分寝ることをしっかり意識できるからです。非常にいアプリなので、夜更かししてしまう人たちにお勧めです。お悩みの方は、ぜひ使ってみてください。



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